トリイミュージック

楽器の王様ピアノ。
子どもの習い事ランキングでも常に上位に入ってきます。
最近は大人の習い事としてもとても人気です。

しかしピアノは、レッスンに行けば自然と上達するというものではありません。
多くて週一度のレッスン。重要なのはご自宅での「練習」ですが、これが中々大変です。
練習が嫌で続かなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地道な努力が実を結ぶ習い事ではありますが、もちろん効率よく練習すればそれだけ近道もできますよ。

 

目次

効果的な練習時間帯は【朝】

脳科学者である茂木健一郎氏いわく、朝はたっぷりの睡眠をとって脳がリセットされた状態なのだそう。
脳を働かせるのに最適の時間帯なのです

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とはいえ、一日の中で一番忙しいのも朝ではないでしょうか。
朝学習ましてやピアノの練習をする時間など無い!と仰る方がほとんどです。
時間にするとほんの5~10分、これだけでも大きな違いがでます。
短い時間でも集中して毎日練習することで、力が定着していきます。

朝の時間をもっと有効的に使いたいのであれば、練習を一日2回に分けるのがオススメ。
譜読みなど、時間がかかることは夕方に取り組むようにしてみましょう。
それにプラスして朝 短い時間で集中できれば、長い時間ダラダラと練習するより効果的です。

忘れがちなのが、レッスン日。
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レッスン前にたくさん練習したから、レッスンが終わった後は「今日は頑張った!」という気持ちになりますよね。
レッスンで習ったことを、帰宅してから記憶が新しいその日の内に軽くおさらいしておく、これだけでレッスンの習熟度が変わります。

 

反復練習は部分的に

大人でも子供でも、間違えたら最初から弾きなおしていませんか。
途中から弾きなおすことが出来ないのは、部分練習が足りない場合がほとんどです。
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いつも間違えてしまう部分は、そこの前後の音だけ取り出して練習しましょう。
片手ずつ、テンポを落として、ミスタッチが無くなるまでゆっくりと合わす。
1部分ができたら1小節、1小節が出来たらワンフレーズ、それが出来たら最初から…という風に、段階を踏んで伸ばして練習しましょう。
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子どもは【回数】大人は【時間】で練習してみよう

お子さんにもよりますが、小学校低学年くらいまではまだ時間の概念が定着していません。
「10分練習しよう」と言っても、子どもにとっては長い時間に感じてしまいます。

【弾けるようになるまで】【10分間弾く】といった目標ではなく、【ここを10回弾く】といった、子どもにも分かりやすく達成しやすい内容で日々の目標を立てましょう。

目で見て達成感を味わえるツールを使うのもオススメ。
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目標を達成したら小さなご褒美…シールやスタンプを使うと子どものモチベーションアップにも有効でしょう。

大人は回数で目標を立ててしまうと、数をこなすことに重きを置いてしまいます。
量より質を重視して練習しましょう!

 

 

 

短い時間でも効率アップ!
さっそく今日から練習の仕方を見直してみましょう。

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