寿命が延びる!練習がはかどる!
ココが最適!ピアノを置く場所ポイント2021
ピアノのご準備で、一番に気になるのは予算と置き場所だそうです。
特に置き場所は、専門的な知識が必要な場合もあるので頭が痛いですね。
重量、防音、湿気などピアノにとって劣悪でないか、さらには音の響きはどうか、練習しやすいかなども大事なポイントですね。
この記事を読めば、これらを考えるポイントがしっかり押さえられますので是非最後までお読みください。
・重さについて
重量が200㎏以上あるピアノ。補強が必要か心配ですね。でも、床が抜けるような心配はほとんどありません。もしどうしても気になるのでしたら、プラ束の簡易補強なら5,6万程度で済む場合がございます。ご相談先は、日本住宅保証検査機構(JIO)で瑕疵保険に入っている会社が安心です。
・寸法について
アップライトピアノの場合、高さ121㎝~131㎝ 横幅約150㎝ 奥行約60㎝ほどです。
ですが、湿気をためないように壁から拳ひとつほど離しますし、椅子に座るスペースも必要です。
横方向160㎝、奥行き160㎝ほどあるのが望ましいです。
・音の問題
防音アイテムは各種あります。防振防音用敷物、ピアノ背面に設置する防音ボード、消音機能を取り付ける方法。最後は防音室です。
しかし、お金をかけずとも出来る手段として、周りご近所に「ピアノが来たのでご迷惑をかけることがあるかもしれない」と前もって伝えておくことや、練習時間を決めて、それ以外の時間は鳴らさないなどの配慮が実は一番効果があったりします。
・湿気問題
日本の気候は高温多湿ですが、ピアノは湿気を嫌います。
天気の良い日は風通し良く、悪い日は窓を閉めてください。窓の近くは湿気がこもりやすいく、結露するような場所は避けたいところです。
湿気調整のため乾燥剤をお勧めする場合もあります。除湿器という方法もありますが高価です。
・直射日光
西日が長年あたるような場所だと、黒色のピアノでさえ焼けて変色します。木目ならなおさらです。西日が当たらない場所を選ぶか、厚手のカーテンで直接光が当たらないようにしましょう。
・空調
冷気や暖気が直接当たらないようにしてください。ルーバーを調節するなどして、空気が循環するようにしてください。(急冷急暖を避ける。)石油ストーブは、燃焼時に水分が多量に出ますので出来るだけご利用を控えてください。
・練習のしやすさ
使用者がお子様の場合、練習がしやすい場所は、家族が集まる場所です。親から目が届く場所であることも大事でしょう。大きくなったら反対に自分の部屋など、集中して練習できる場所が良さそうです。
・音の響き的に
背面の壁などの材質が均一であること。(低音から高音までの音のバランスが保てるように)
天井が高い方が良いとか、和室より洋室が良いとか言われますが、実際のところ一概には言えないケースも多いので、調律師など専門家に尋ねたほうが良いと思います。
・地震対策
ピアノがある部屋は寝室にしないでください。
防振対策として、壁や柱に固定する器具や各種耐震敷物がございます。(有料)
◆ピアノにとって劣悪な環境
・高温多湿
・直射日光
・空調の冷気暖気が直接当たる場所など
~置き場所は専門スタッフにお尋ねください~
楽器店スタッフや調律師にお尋ねください。滋賀県内、近辺なら下見に参ります。(距離により有料の場合有)
0740-22-2063 ヤマハ特約店 株式会社トリイ ピアノ係まで 10:30-19:30月曜定休
ヤマハ部屋置きシミュレーション⇒https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/simulation/index.html