ピアノを買う人も必見!
ピアノ処分時の査定が有利なピアノとは?
ピアノ処分の依頼を受けた査定業者は、こう考えます。
「引き取ったピアノが売れるか、売れないか。」
そこから要らなくなったピアノを処分する際の査定は通常3パターンに分かれます。
1,お金がもらえるパターン
2,無料で引き取ってもらうパターン
3,処分代や引取配送料を払って処分してもらうパターン
でも処分する側としては、出来るだけ高額な処分代を払いたくはないですよね。
ですが、残念ながらヤマハかカワイ以外は、3になるケースがほとんどです。
ピアノの引取運送費は、エリアにより多少の差はありますが、滋賀県の場合1階からであれば、25,300円です。(2階の場合は更に18,700円加算されます)
この金額は、処分側か引取業者のどちらかが負担しなければなりません。再販しづらいピアノだと業者は肩代わりしません。
それどころか、更に処分代22,000円を請求されるでしょう。
ヤマハピアノは、再調整して販売すれば、需要が高いので、お金を払ってでも買い上げたい業者がたくさんあります。よって1の可能性が高いです。
需要が少ないメーカーピアノは、再販するにしても安価になり利益が出ません。
ヤマハ、カワイに次ぐ国産メーカーのピアノでさえ、ほとんどが3です。
わずかに2がありますが、そのケースは何かというと、木目や猫足(くねっと曲がった前足)など需要がある特殊なケースに限った場合です。
以上がピアノの査定の現状です。
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さて、これら情報は、ピアノを購入する方にも参考になるのではないでしょうか。
ピアノ選びは、まず好みの音色とタッチ。
それからデザイン他で選ぶのが順番ですが、万が一処分の際にも有利なピアノを選ぶという考え方もあるわけです。
ピアノの購入は、後々の事も考えておくと安心ですね。是非参考にしてください。
なお電子ピアノは、一部を除き査定はありません。処分は有料が基本です。