ピアノは重いほど良い?
◆キーボード 重量 価格
PSR-E373 4.6㎏ 24,200円
◆電子ピアノ
YDP-164 42.0kg 115,000円
CLP-775 71.0kg 302,500円
◆ピアノ(アップライト)
YU33 228㎏ 913,000円
◆ピアノ(グランドピアノ)
C3X 320㎏ 2,530,000円
ご覧の通り、重量が重いほど高価な楽器になりますね。
そして高価な楽器ほど良い音がします。
★さて、ピアノの良さは、発音機構とタッチで大方決まります。
アコースティックピアノは、発音機構にピアノ弦を230本使うのですが、1本あたり80~90㎏の張力がかかるので、それに耐えうる柱と金属フレームが必要です。
より良い音、より大きな音を求めるたびに、弦長が長くなり、張力が増え、柱やフレームを頑丈にする必要があるので大きく重くなるのです。
更に、タッチを決める鍵盤機構も、コントロールを繊細にしようとするほど、鍵盤サイズ等を長く、大きくする必要があります。当然重くなります。
電子ピアノも例外ではありません。
発音機構にアンプとスピーカーを使用しますので、より大きく良い音を望むほど、アンプもスピーカーも大きくなりますし、鍵盤機構も長く、部品点数も増え、より複雑な機構となるため重くなります。
結果として、ピアノはサイズが大きく、重いほど良い音がするというわけです。