アップライトピアノ の左のペダル は、シフトペダル と言って、の音量をわずかに小さく、まろやかにするための機能です。
その構造は、いたってシンプル。
ペダルを踏むと、弦を叩くハンマーの指導位置が前にずれるというもの。
弦に到達するまでの距離が短くなると、衝突時のエネルギーが小さくなり、音も小さくなります。
音色も少しまろやかになる感じです。
ただ、この効果は一般ご家庭ではわかりづらいようです。
音楽ホールなど広く演奏者と観客の距離が遠いと音量や音色の違いが良くわかります。
3本あるペダルの中で一番使用頻度が低いと言われていますが、このペダルの高い音楽性を是非、たくさんの方に味わってほしいです。
