ピアノの鍵盤は、木にプラスチック等を貼り付けている。
ピアノの鍵盤を外してみると、生木の上から白や黒の部品を貼り付けていることがわかります。
白い鍵盤は、アクリペットという高品質な白いプラスチック。
黒い鍵盤は、ベークライトというプラスチックの一種。
どちらも真横から見ると、木目(年輪)が見てとれますね。
ゆびが触れるところは、きめ細かく触り心地の良いプラスチック類が適していますが、
鍵盤本体は、跳ね返り係数の低く、指に優しく、雑音が軽減される木製が良いとされています。
昔はプラスチックの代わりに象牙(白鍵)、黒檀(黒鍵)が多用されていましたが、動物保護やコストの観点から現在の形になっています。人口象牙の鍵盤もあります。