ピアノの詩人ショパン。
数々の名曲をピアノで作曲したことは世界中で知られています。
代表曲も沢山あり、
小犬のワルツ、英雄ポロネーズ、そして幻想即興曲などがあげられますが、
この幻想即興曲が、生前ショパンの意思で出版されなかったことはご存じでしょうか?
どうやらショパンは、この曲を世に出したくなかったようで遺書にまで記したのですが、
友人でもあり法律家・著述家・起業家、作曲家でもあったフォンタナが、
ショパンの死語、遺書に背いて出版したと言われています。
どうして、ショパンはこの名曲を世に出したくなかったのか?
それは他の曲と似ていると気づいたから。
そのひとつが、ベートーヴェンのソナタ月光の第3楽章です。
更に衝撃の話ですが、
幻想即興曲は、フォンタナの手で改定されているらしいのです。
しかもフォンタナが改定したショパンの曲は他にも複数あるのだとか。
私達が知っているあの珠玉の数々は、ショパンものでは無い曲が含まれているのかもしれません。
※諸説あります。
トリイミュージック