一部のピアノの鍵盤に象牙を用いられた時期がありました。
象牙は、汗を吸い取り、指が滑るのを防ぐため、ピアニストの評判がとても良かったそうです。
しかしそんな象牙鍵盤は、自然環境や野生動植物保全の観点から使われなくなりました。
今でも本象牙のピアノは存在します。
もし出会うことが出来たならじっくり感触を味わって下さい。
今はとても貴重です。
また、現代では象牙のように滑りにくく、象牙のように黄ばむことのない人口象牙の鍵盤が開発されています。
ヤマハグランドピアノは、一部を除き、人口象牙(アイボライト)を採用しています。
トリイミュージック