私達ピアノスタッフに届く質問の多くは置き場所に関すること。
一度置いたら動かせないピアノ。
音の問題は？
長持ちさせたい！
練習してほしい！
様々なお気持ちがありますよね。
まずは簡単なところから考えてまいりましょう。
置き場所のポイント
●音が外に漏れにくい場所。
ピアノは背面から音が出る楽器です。
なので必ず壁を背に設置します。
壁の向こうが外の『外壁』
壁の向こうが室内『内壁』
やはり外壁より内壁の方が理想です。
また、壁の材質が低音部と高音部で違ったりすると
音の反射量が異なり、音量バランスが悪くなるので
壁の途中から窓やふすまなどになる場合は注意しましょう。
・ピアノのサイズは、横約１５３ｃｍ、高さ１２１～１３１ｃｍ、奥行き６５ｃｍ（ヤマハＹＵタイプ）です。
おおよそ畳一畳分で収まりますが、実際のピアノ寸法以外に、椅子の引しろ、調律ができるスペースなど、実際にはもう少し場所が必要な場合があります。
アップライトピアノは壁に面して設置します。
・照明のスイッチ類が隠れないように
・空調の冷気暖気が直接当たらないように
・窓際は湿気の影響を受けやすいです。
・床暖房は、乾燥しすぎることがあり注意が必要です。
・お子様の場合、できるだけ孤立しない環境が望ましいでしょう。
練習について
幼いうちはご家族が集う場所の方が孤独を感じにくいので練習しやすいと思います。
リビングなどが適しているでしょう。
逆に大きくなるにつれてピアノを聞かれたくないという心理が生まれる子もいます。
成長に応じて置き場所が変わる可能性を考えておきましょう。
ご参考
置き場所のシミュレーションに、ヤマハのサイトが便利です。
「部屋置きシミュレーション」
https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/simulation/index.html
もし、心配な時は信頼置ける最寄りの楽器店にお尋ねください。
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