「じゃぁ、七夕の短冊に、ルフィーが食べたゴムゴムの実が欲しいって書いたら?」
「そうだね。一億円と同じように次の朝に机にゴムゴムの実が置いてあって、それを食べたとしたら
どうなると思う?多分ね、明日からお友だちが独りもいなくなるよ!」
「え!? どうして?」と、ショックを隠せない様子。
「だって、学校に行ったらどうする?」
「みんなに自慢する」
「だよね?。最初はビックリしたり、面白がったりするだろうけど、ずっと自慢し続けたら皆どう思うだろうね?」
「嫌になるかも。」
「だよね。ルフィーは、ゴム人間になったからヒーローになったんじゃなくて、その力を使って、仲間や村人を助け、悪者をやっつけたから
皆に感謝されたんだよね。自慢なんてしてたっけ?」
「してない。」
「そう。M君も、本当はゴム人間になりたいんじゃなくって、みんなに頼りにされるヒーローになりたいんだよね。」
「そうかも。」
「たったら、ヒーローになるためにどうすればいいのか考えて努力することだね。願いが叶うように。」
誰もがスキルをもっています。大事なのは、スキルをコントロールできるか、振り回されるかで結果が決まるということですね。
あなたのスキルは何ですか?
トリイミュージック