目次
舞台に立つ準備
本番に向けて演奏は完璧!
でも、いざ舞台に立つ心づもりや準備はできていますか?
舞台に立つのは初めてという方も、何度も経験がある方も、
以下の項目を意識しておけば安心!
今更ひとには聞けないことも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
1.衣装と靴のチェック
必ず事前に衣装と靴を合わせておきましょう。
出来れば本番の状態で何度も練習をしておくのがベスト。
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2.爪を切る
案外お子様任せにしておくと忘れがちなことのひとつ。
前日の晩に慌てて切ると深爪になりがち。遅くとも2~3日前には切っておきましょう。
3.持ち物の準備
持っていると安心な3つをご紹介。
①ハンカチ
手汗を拭くために、舞台上に持っていけます。鍵盤を拭いたりと、何かと必要な場面が多いので必須。
②カイロor手袋
季節問わず、手指をあたためるためにあると便利です。案外夏場もクーラーが効きすぎていたりしますので重宝します。
③ヘアピンorヘアゴム
ヘアアレンジをしない場合、顔に髪の毛がかかってしまうと、せっかくの表情が舞台から見えません。
お子様の頑張っている姿をしっかりと見るためにも、耳にかけるだけではなくて、ロングヘアだったら結ぶかヘアピンで固定しておきましょう。
4.おじぎの確認
おじぎは演奏前or演奏後、どの位置でするのか等々、あらかじめ決まっていることがほとんどです。
事前に確認しておきましょう。
5.椅子の高さ(ピアノ)
重要な椅子の高さ合わせ。舞台上ですることが多いので、緊張と相まって焦ってしまいがち。
落ち着いて、確実に合わせましょう。
高さを変えた後、座る前に、腕に体重をかけて座面を押さえてみてください。こうすれば座った後にガクンと下がってしまう事故が防げます。
6.ペダルの感触を確かめる(ピアノ)
ペダルを使う演奏の場合は、必ず弾き始める前にペダルを踏んで、感触を確かめましょう。
補助ペダルを使用した場合、固くて踏めない等といった不慮の事故が防げます。
ピアノによってタッチが変わるように、ペダルの感触も変わります。
ご自宅のピアノはインシュレーターや敷板が挟まっていますが、ホールのピアノは床に直置きがほとんど。
高さも変わりますので、必ず演奏前に踏んでおきましょう。
7.弾き始める前に一呼吸
緊張のせいか、座ってすぐ弾き始めてしまうお子様もいますが、焦らずゆっくりで大丈夫。
椅子に座ってから一呼吸おいて、気持ちを作ってから演奏を始めましょう。
8.演奏後のお辞儀
所定の位置でお辞儀をします。
ピアノ、エレクトーンの場合は両手を体の前に組んでお辞儀。男の子は体の横でも大丈夫です。
ヴァイオリンやフルート、管楽器の場合は、楽器を手に持ったままお辞儀をします。
楽器を体の前でななめに持ち、その態勢でお辞儀をすると、楽器も美しくスマートな振る舞いに見えます。
9.舞台上で花やプレゼントを受け取る
演奏が終わると、ご家族やお友達が花束やプレゼントを手渡しする場合があります。
走ってかけよる必要はありません。
しっかりと演奏後のお辞儀をしてから、舞台上で受け取りましょう。
差し出す側は舞台には上がりません。受け取る方も舞台を降りずに受け取り、舞台袖へはけていきます。
いかがでしたか。
初めての方も、何度も舞台に立った経験がある方も、緊張すると焦って慌ててしまいがち。
演奏以外のことは事前に頭に入れておいて、本番は演奏に集中すればいいだけ!