最新版【子どもの習い事人気ランキング】で、男女ともに2位となった【英語・英会話】。
2020年、全国の小学校で3年生から外国語活動が、5年生から教科としての英語がはじまります。
グローバル化が進み、英語によるコミュニケーション力の重要性が求められ、今後ますます人気が高まりそうです。
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英語を早くから始めた子と、学校の授業で初めて英語に触れる子、どんな力の差がでるのでしょう?
ここでは、ヤマハ英語教室を運営する当社が感じる、習っている子とそうでない子の違いをご紹介いたします。
聞き取る力に大きな差がでる
大きな違いはリスニングの力です。
人間の耳の発達は4~6歳頃にピークを迎え、その後緩やかになります。
この時期から英語に親しんでいるお子さんは、英語を聞き取る力(リスニング力)がついています。
英語は日本語と違い、リズムやイントネーションがダイナミック。
日本語の平坦で低い音域に慣れている私達には、聞き取りにくい言語です。
ただ、子どもは吸収も早ければ抜けていくのも早い。
継続して英語に触れることが大切です。
時期を逃せば英語を聞き取る力はつかないの?と思った方。
心配いりません。
鍛えればリスニング力は大きくなってからでも身につきます。
堂々と英語を話せる、度胸がついている
一番のメリットといってもいいのではないでしょうか。
今30代以上の大人達が中学生の頃、英語の授業中に自信を持って発言していた方は少数でしょう。
発音が合っているかどうか、不安になったりしましたよね。
英語を習ってきた子ども達は、英語を話すこと対して、恥ずかしさや「間違っていたらどうしよう」といった不安が少ない傾向にあります。
実際、当社が運営する英語教室の生徒は、ネイティブスピーカーの先生にも臆することなく自分からコミュニケーションを取ろうとします。
映画の吹き替えに挑戦した生徒たちも、大人が驚くくらい、感情を込めて英語を話すことができています。
経験を重ねることで、英語を話す度胸がつきます。
この力は、英語を使う機会を与えてきた賜物です。
英語のニュアンスを感じとる力がついている
英語を習っている子は、知らない単語があっても文章全体を大きく捉えて聞いているので、言っていることを「なんとなく」理解できます。
これはリスニング力と似たような力と思われがちですが、どちらかというとコミュニケーション力に近いです。
日本語でも同じく、主語や動詞が完璧な文章でなくても、意味は伝わりますよね。
それは無意識に、「なんとなく」前後の言葉のニュアンスを汲み取っているためです。
英語のニュアンスを聞き取る力とコミュニケーション力が育っています。
いかがでしたか。
将来的なメリットをふまえて、子どもの習い事を選ぶときの材料にしてください。