バイオリン教室を舞台にしたドラマが放送されるなど、今また人気の楽器、バイオリン。
『自分はもう大人だし未経験だし無理。』と思い込んでいませんか?
当社が運営するバイオリン教室では、生徒さんの半数が20歳以上~70歳代の大人の方。
それも、バイオリンの経験無しで始められる方がほとんどです。
そんな大人の方に大人気のバイオリン。
バイオリンのもつ魅力を、滋賀県高島市の楽器店店員が語ります。
目次
音を出すのは意外と簡単。それでいて奥は深い。それがバイオリン。
ピアノなどの鍵盤楽器は、押せば正しい音程で音がでます。
管楽器や弦楽器は、理想通りの正しい音程で音を出すことから始まります。
バイオリンは弓で弦に触れて音を出します。
弾くのは手ではなく、あくまでも弓です。
弓毛は馬のしっぽから作られています。
なんと馬のしっぽ160~180本を使用!
縮れているものは除外し、真っ直ぐな毛のみを選別して作られます。
弓毛に松脂(マツヤニ)を塗って、弦と弓に摩擦を生むことによって綺麗な音が出る仕組みです。
弓は根元の持ち手部分(上画像の弓でいうと黒い部分)を、指でつまむようにして持ちます。
ごくごく軽い力で弓を動かします。
(ギコギコという不快な音が出るのは、ほとんどが力の入れすぎによるものです。)
力を入れれば安定しますが、それが出来ないために手の震えがダイレクトに弓に伝わってしまいます。
音程が安定しないのは、この力加減が難しいためです。
こんな風に言うとますます敬遠されそうですが、力加減のコツさえ掴めば大丈夫!
専門用語でいう「ボウイング(弓の動かし方)」のマスターがひとつの目標です。
どこの教室でも実施している体験レッスン。
その体験一度目で綺麗な音が出せたなら、あなたは才能があります。すぐにバイオリンを始めましょう!
「そう簡単に上手くはいかないだろう」と踏んでいるあなたには、こちらがオススメ。
3回やれば、どんな人でも音は出る(はず)!
構えた姿がかっこいい、それがバイオリン。
どの楽器を奏でるにも、正しい姿勢というのは大切です。
バイオリンも例外に漏れず。
動物さんも、バイオリンをもつと姿勢が良くなる。
楽器が安定するように、あごと肩で挟むように支えます。
脇の開き方や左手の角度など、正しい位置で構えることが大切です。
こちらも慣れるまでは少し大変。
正しいポジションで構えられるようになった姿、一度鏡で見てみてください。
めっちゃかっこいい(はず)。
ちょっと自分に酔っちゃう(はず)。
バイオリンを持っているご自身を想像するだけで、憧れ感は高まります。
この「憧れ」の気持ち、バカにしてはいけません。
あんな風になりたい!
あんな演奏ができるようになりたい!
憧れの気持ちなくして、練習は乗り越えられませんからね。
このページを読みながら、まだご自身がバイオリンをもった姿を想像していない方。
やったことがないから想像できない方。
まずは「おためしレッスン」にてお気軽にどうぞ。
教室には姿見を用意していますので、体験レッスンですぐに悦に浸れます。
持ち運びがしやすいかつかっこいい、それがバイオリン。
街中でギターを背負っていたり、なにかの楽器が入っているであろうケースを持って歩いている人を見かけるとこう思う。
なんかかっこいい。
そこに明確な理由はないけれども、日頃から音楽というものに対して憧れを抱いている貴方は思うはずです。
なんかかっこいい。
バイオリン本体の重さは約0.5kgと軽量。
持ち運びするのが非常にラクです。
ケースのデザインも様々なメーカーから豊富に出ているので、お好みに合わせて選べる楽しさもあります。
アコースティックギターは大きく、エレキギターは重たい。
管楽器もフルート、クラリネット以上になると重い。
ピアノは持ち運べない。キーボードでもせめて車に積みたい。
あら。バイオリンって丁度良い。
大人の趣味に丁度良い楽器、それがバイオリン。
忙しい毎日の中、楽器に触れる時間をつくるのは大変かもしれません。
でもその大変さを上回るほどの楽しさがあります。
40代の生徒さんは、フルタイムでお仕事をしながら週末30分のレッスンを楽しみされています。
ほぼ練習をする時間は取れないそうですが、それでも一年に一曲は仕上がっています。
60代の生徒さんは、車で40分かけて通われています。
景色の良い田舎に引っ越してから始めたバイオリン。琵琶湖の絶景を眺めながら練習をされているそうです。
40代のお父さんは、小学生の息子さんと一緒にレッスンに通われています。
息子さんが頑張る姿に触発されたそうです。
様々な年代の方が、様々な理由でレッスンに通われています。
曲が弾けた喜び、理想の音が出せた時の楽しさ、その積み重ねがレッスンを長く続けるコツです。
持ち運びがラクで、お家のどこでも演奏できる楽器、バイオリン。
大人の趣味に丁度良い楽器です。
いかがでしたか。
バイオリンは意外とチャレンジしやすい楽器です。
このページを見てバイオリンに興味が湧いた方、こちらを強くオススメします。
それにしても、葉加瀬太郎氏や高嶋ちさ子氏を筆頭に、バイオリニストの方はなぜあんなに個性的で面白いんでしょうか。