音感リズム感が著しく発達する3・4・5歳にピアノを習わせたいとお考えの方は多いと思います。
ただ、ピアノは習い始めが早ければよいというものでもありません。中には知らないと失敗してしまうこともあります。
そこで、ピアノを始める前に知っておきたいこと、やっておきたいことをまとめてみました。
3・4・5歳に著しく伸びるのは、指先より『耳の力』
3,4,5歳の時期に著しく発達するのは聴覚です。この時期は上質の音楽をたくさん聴き、音色やリズムを感じることが大事です。
それに比べ指先の発達は、もう少し遅く7歳頃からだと言われています。ピアノの鍵盤は幼児にとって、大人の想像以上に、大きく、そして重く感じます。小さなお子さまにとってピアノの鍵盤は決して優しくないのです。
音楽之友社出版のピアノ実技指導法(ピアノを教える人の本)には「ピアノで音楽を学ぶということは、決して指を動かすことから始まってはならない。」と書かれています。
まず大切なのは、音楽を興味を持って聴くことなのです。
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次に大事なのは歌うこと
聴いて覚えたものは自然と真似したくなります。歌いたくなります。
歌うという体験は子どもたちの音楽への興味を喚起します。特にお母さんやお友達といっしょに歌うことによって、子どもたちは音楽の楽しさを自然に感じ取っていきます。
ハンガリーの作曲家で偉大な教育者でもあったZ.コダーイは、「子供が正しく歌えるようになるまでは楽器を与えてはならない。」と言っています。
歌うことは、耳の力や音楽表現力につながります。
ピアノを習って行くと必ずと言っていいほど「歌うように弾きなさい。」と教わります。
多くの先生方は、「歌心が無いとピアノは上手にならない、歌は将来的にピアノの演奏表現力につながる」とおっしゃるのです。
大きな声で楽しく歌う体験はとても大切です。指や手の巧緻性がまだ未成熟で鍵盤を思うように弾けないこの時期の子どもたちにとって、歌うという行為は、思ったように自分を表現することを学べる大切な体験なのです。
体や小物楽器でリズムを感じる
音楽で表現するためには、幼いうちからリズムに慣れ親しみ、正確なリズムを体で感じることが重要です。
その手段として、手拍子や足踏みなどの体の部分を使ったり、鈴やカスタネット、タンブリンといった子供の手にピッタリで音色が優しい小物楽器を使うなどの方法があります。大人が示すリズムを模倣させたり、リズムがぴったり合う心地よい感覚を覚えさせてあげたいです。
いかがでしたか?ピアノを弾くお稽古や練習を始める前に、その年齢にピッタリな方法で、音楽の素地を育てる事がより好きになり、ピアノ上手になる秘訣なんですね。
この事を頭に入れてより良い環境をお子様に与えてあげてください。ちなみにこのような音楽の素地、ピアノの基礎を親子で楽しく学べる教室がございます。
もしあなたが、ピアノを習わせる前に無理なく楽しく音楽の素地を身につけて欲しいとお考えでしたら是非ご参考にしてください。
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